時空の話。
私の時空は歪んでます。
いえ、決して未来人だとか過去から来たとは言いません。
私は高校生活を5年送りました。
この5年というのは、休学とか留年をしたわけではなく、3年制の全日制高校から4年制の定時制高校に転入学したから5年で卒業することになったのですね。
で、高校を卒業した時には20歳。大学には浪人することもなくそのまま進学できましたので一応現役生として入ってます。年齢を言うと必ず、「浪人?」と聞かれ、面倒だなと思いつつその都度説明してました。
去年まで所属していたサークルでは浪人して入ってきた学生のことを「時空が歪んでいる」と呼んでいたので、私もそう呼ばれていました。厳密には違うけどまぁ歪んではいるしな。
何で転入学したかっつーと、最初にいた高校でまぁ人間関係で色々ミスって孤立して、元々行きたかった高校でもなかったし、「辞ーめよ」と思ったのがきっかけ。
でも漠然と大学には行きたいって思っていたので、高卒認定試験でも受けようと思ったのですが中学時代の恩師に、「高校だけは卒業した方がいい。こういう高校もある」と定時制高校を勧められ転入学を決意。
最初は、夜に登校することへの恐怖心?とか、前にいた高校での出来事を思い出して不安になったり、親への申し訳なさもあって精神的にくるものがあったけど、恩師が言った通り、ちゃんと高校を卒業してよかったと思う。
高校卒業まで5年かかったけど、私の中でこの5年って決して無駄ではないし、いい人生経験にもなったと思う。全日制にいた時より経験するものは多かったんじゃないかな。授業の質はまぁうん、って感じだったけど、その分計画立てて受験勉強して第一志望大学に合格できたのは我ながら偉い!と褒めたいのですよ。
人生経験と言ってもね、バイトとか生徒会活動とか、世間様したら「え、大したことないじゃん?」と思われるようなことかもしれないのですが自分にとっては非常にかけがえのないものだったのです。
何でこういうことをブログに書こうと思ったのかと言うと、就活における面接の場で怪訝な目で見られることが時々あるから。履歴書の学歴欄に書くのは高校卒業からが多いんですけど、あれ、なんか年数とか年齢おかしいよね?ってなるの。
それで、「こういうことがあって」って説明する。面と向かって否定されたことはないけど、若干訝しげな表情をされる。(私の思い込みの可能性もある)
だから、せめて自分だけでもこの過去を否定したくないな、って思って文章に書き起こしてみた。これで何かが変わるわけでもないけど。あれです。前にも書いたけど思考の吐き捨て場だからね。
今日はここまで。